村上春樹が教える『文章の書き方が上手くなるコツ』
文章の書き方には誰もが悩んでいるのではないでしょうか。
もちろんブログを書いてるぼくもその1人です。
ブログを書いていなくても仕事でメールや資料作り、手紙など文章を書かなくてはならないときってたくさんありますよね。
ブログを書くと決めてから、いろんなサイトを巡り、上手い文章の書き方というのを読みましたが
『とりあえず書きまくる』
『上手いと思う文章を読みまくる』
と書かれているのがほとんどでした。
(ブログを始めたいと思っている人向けに書かれていたのかもしれませんが)
たしかに文章を書くことを苦手とする人は、まず文章に触れる回数が少ないという問題があるからでしょう。
その問題を先に克服することが必要なため、とにかく書くこと、とにかく読むことを勧めていたのでしょう。
ではそれを克服した人は次にどうしたらいいのか?
村上春樹さんが教えて下さいました。
書き直せ
いろんなものを書き散らすのではなく、ひとつのことを何度でも何度でも、いやになるくらい書き直す。
同じことを何度も書き直すということは、当然1つのお題について深く考えなければなりません。
1回書くだけならその時思ったこと、感じたこと、考えたことを上手く書いて終わり。
でも、同じお題を2回、3回と書き直すということは素直に感じたことは1回目で書いてしまったので、2回、3回目はさらにそこから深く考えたり、視点を変えたりしないと書けない。
1つのお題と深く付き合うことで、いろんな見え方、書き方ができるようになる。これが文章の書き方が上手くなるためのコツということですね。
同じ書くでも、書きまくるとは全然違います。
人に見せる
指導してくれる人、忠告を与えてくれる人が必要です。
何度も書き直し、納得のいく文章が書けた。でも、ただの自己満足な文章になっていることってけっこうある。
- 上手い言葉を思いついた
- この表現は我ながら素晴らしい
と思って書いたけど、他の人からしたらただの読みにくい言葉になっているだけ、みたいなことはよくありますw
(思い付いた時、おれって才能あるじゃない?って思ったりもするんだけど)
だから、誰かに読んでもらうことってすごく大事。
ブログでそんな内容を書くと顕著に数字に現れたり、コメントで教えてくれたりするから、すごく有難い。
でも、出来ればブログにアップする前に誰かに読んでもらうのがもちろんいい。
ぼくもこのことを知ってからまず嫁に読んでもらってます。
ちょっと恥ずかしいけどw
最後にぼくが文章を書くときに気をつけていることは、自分の言葉で書くということ。
普段は使わない丁寧すぎる言葉で自分の言葉を飾ると、自分のブログじゃなくなる気がするから。
村上春樹さんのブログ
http://www.welluneednt.com/entry/2015/03/27/113600
でも書き直すってすごく大変だよね。
大変って思ってるうちはいつまでもアマチュアってことだけどさ。