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焼身自殺で新幹線の利便性を無くすのははた違い

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画像引用元
海外の反応 キキミミ 外国人「日本のめっちゃ速い新幹線に乗ってきた」(海外反応)


6月30日東海道新幹線にて71歳の男性が焼身自殺をはかった。

この事件後、乗車前に手荷物チェックをすべきだとか金属探知機を導入すべきだとかいろいろ報道されている。

そうなれば、完全に新幹線の利便性は失われてしまう。

『遅くても駅に10分前に着けば大丈夫だろう』

それが新幹線だ。

新幹線は1日で平均42万人が利用しているのに、手荷物チェックや金属探知機を行うようになれば発車の1時間前には必ず着かなければならなくなる。繁忙期となれば2時間前には着いていなくてはならないかもしれない。

事件が起これば対策を立てないといけないのはわかる。

だが、今回は精神が不安定な男性が起こした事件。これに対策を立てる必要があるのか?
精神が不安定な人なんてそこらじゅうにいるし、その人達が何するか分からないからという理由なら百貨店、ディズニーランド、在来線に至っても対策が必要になるのではないか。
在来線だって朝夕のラッシュなら軽く1列車1000人弱は乗車しているのだから。

1人の訳のわからない行動によって新幹線の利便性が失われるのなら、これから日本に便利なものは安全というもので全てなくなってしまう気がする。なんでもかんでも対策、対策とうるさく言ってるけどやればやるほど生きにくくなるのは自分達だ。

新幹線は機密性が高いため、煙が外に逃げなかった。そのため煙を吸い込んでしまい死者がでてしまった。急激に排煙するシステムを作らなければならない。
だがガソリンを被って火をつける人を止める対策などはない。そこを勘違いして新幹線の利便性を無くすのははた違いだ。

でも、ガソリンを被るような人を無くすように考えていかなければならないとは思う。

そこを勘違いしてはダメだと思う。