理想の上司になりたいなら「率直にモノを言え」
あなたが思う理想の上司とはどんな上司ですか?リストアップしてみましょう。
- 優しい
- 気を使ってくれる
- 感情的に怒らない
- 好き嫌いで判断しない
- 話を聞いてくれる
これを見ると自分を正しく理解、評価してほしいという気持ちが強いなぁと思います。たしかに大事なことです。
でも、上司が部下に対して最もしなければならないことは他にあります。
それは、その人の実力の無さを率直に伝えるということです。
世の中には、「褒めて育てる」「やる気を育てる」などといったメソッドが溢れています。今の世の中では部下を褒めて伸ばそう!というのを良く耳にします。
『今の子達はゆとり世代だから、怒っても受け止めてくれないよ』
とおじさん達に言われそうですが褒めて伸ばすとこんな危険があります。
実力の足りない人をヘタに持ち上げると、「自分はデキる」と勘違いさせてしまうだけ。最悪ですね!
こちらはアメとムチを使い分けてるつもりでもアメしか聞いてない部下もいるんです。アメしか聞いてないもんだから自分は出来ると思っちゃう。
それか、ダメなとこもあるけどオレにも良いところもある!とかいう変なポジティブ思考のやつだっている。
これだと真剣な努力もしないままダメになっていく一方なんですよ。
「実力が足りない」とはっきり伝えたほうがいい。部下は落ち込むかもしれません。だけど、実際に実力が足りないのだから、それは仕方がありません。自分に実力がないことをハッキリと伝えてあげる。もう部下に逃げ道はありません。アメにすがることも出来ない。努力するしかないんです。
部下にどう思われようが気になどしてはいけません。
これが会社なんです。
厳しくて当たり前。
乗り越えて一人前になるんです。
でも、「部下に成長してほしい」という気持ちは絶対に忘れてはいけません。
あとは部下の努力次第です。
しかし、世の中にはこんな上司は少なそうですね。嫌われたくないから言いたいことも言わない、自分の仕事で手がいっぱいで部下など見ていない、こっちの上司の方が多そう。というかぼくが勤める会社にいます(笑)
将来、部下から感謝されるのは率直にモノを言う上司でしょう。
「あの時に上司のおかげでぼくは変わりました」とかね。ぼくも心当たりがあります。
ただ優しい上司など将来名前も思い出せないでしょうね。
今回の記事はこちらの本を参考にしました。
是非読んでみて下さい。
- 作者: 森川亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/05/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
Kindle版はこちら↓
- 作者: 森川亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/05/29
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る